エンジニアとして働くことを考えているのであれば、職種について知っておいた方が良いと言える。システムの機能や構造、運用のイメージなどの設計書を作成するのがシステムエンジニアだ。システムエンジニアはクライアントとの交渉を行うケースもあるため、コミュニケーション能力や交渉術が必要となる職種である。

ネットワークにおけるシステムの設計や構築を基本業務としているのが、ネットワークエンジニアだ。インターネットは世界中で利用されていて世界中にユーザーがいるため、ネットワークエンジニアの存在は24時間いつでも必要とされる。システムの運用中にメンテナンスを行うこともある。ネットワーク障害が起きたときには迅速な対応が求められるため、ネットワークエンジニアは日勤で働く人と夜勤で働く人がいる。

ネットワークを利用して不正アクセスを受けるケースがある。このような外部からの悪意のある攻撃を防ぐためのシステムの設計や構築、運用を行っているのが、セキュリティエンジニアだ。セキュリティエンジニアが防衛システムを作ってくれることで、安全にインターネットが利用できるようになるのである。

Webサイトを使ったビジネスが増えていることで需要が高まっているのが、Webエンジニアだ。WebエンジニアはWebに特化したシステムの開発を行うのが仕事内容となる。エンジニアのキャリアアップに多い職種がプロジェクトマネージャーだ。プロジェクトチームを纏める役割を担うことになるため、責任は重くなるが他のエンジニアよりも収入が多い。