これからエンジニアとして働くという人に向けたアドバイスの1つが、流行に敏感になることだ。IT業界の技術の進歩は速い。そのため常に新しいテクノロジーを知ることが重要になる。何も考えずに仕事だけをこなしていると、IT業界の技術の移り変わりに取り残されてしまうことも考えられる。そのような事態を回避するために、エンジニアは情報誌やインターネットを活用してトレンドを追いかけるようにしておくのが大切だ。エンジニアとして活躍したいのであれば、自分の得意分野を作っておくのも重要なポイントとなる。

例えばプログラミング言語の中でもJavaを得意とするエンジニアになれば、Javaを扱う仕事が入ってきたときに自分の能力が発揮しやすくなる。自分の得意分野で良い成果を出せれば、企業からの評価が高まり、収入がアップすることもあるだろう。

コミュニケーションスキルもエンジニアには必須のスキルとなる。エンジニアは黙々と仕事をこなしていくものだというイメージを持っている人もいるかもしれないが、実際にはプロジェクトチームの一員として活動することが多い。1つのプロジェクトを成功させるためにチームメンバーとコミュニケーションを取ることが多くなるため、コミュニケーションスキルが低い人はスキルの向上を考えておく方が良いだろう。

システムエンジニアとして働く場合は設計書を書くことも多くなるため、文章力を高めておくことも必要となる。クライアントとの交渉機会が多いのもシステムエンジニアだ。システムエンジニアは交渉術も磨いておいた方がいい。